2025年12月10日に開催された分科会プロジェクトで確認した連合方針を整理してみた。
執行部、組合員の皆さんと共有します。
文字ベースでごめんね。
【最上位目標】
└─ ▶ 実質賃金を +1% へ ― “賃上げノルム” の定着
├─ 物価高を上回る賃上げ
├─ 社会全体の好循環づくり
└─ 働くすべての人の底上げ・底支え・格差是正
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【重点①:賃金(主要要求)】
└─ ▶ 組合全体:賃上げ率 5%以上
├─ ベア(基本給の底上げ)3%以上
├─ 定期昇給分を含め「5%以上」を確保
└─ 実質賃金の改善を必須要件に【中小企業】 └─ ▶ 6%以上(格差是正のため、全体より高い目安) 【非正規(パート・契約社員等)】 └─ ▶ 7%以上(初の数値目標) ├─ 正規との格差是正 ├─ 同一労働同一賃金の徹底 └─ 賃金体系の透明化
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【重点②:労働条件の改善】
└─ ▶ すべての働く人を包摂する条件改善
├─ 長時間労働の是正
├─ 労働時間制度の適正化
├─ 健康・安全対策の強化
└─ ハラスメント防止・相談体制の整備
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【重点③:企業規模間・雇用形態間の格差是正】
└─ ▶ 「誰ひとり取り残さない」春闘へ
├─ 中小企業支援(価格転嫁の徹底)
├─ 非正規雇用の待遇改善
├─ 同一価値労働・同一賃金
└─ 賃金体系の見直し
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【重点④:産業別方針】
└─ ▶ 業種ごとの生産性・価格構造に合わせた要求
├─ 製造:高付加価値化に応じた処遇改善
├─ 交通・物流:人手不足に対する賃上げ強化
├─ 介護・医療・福祉:処遇改善・公的価格の見直し
├─ 情報通信:専門性に応じた職務給の整備
└─ サービス産業全般:低賃金構造の是正
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【重点⑤:社会政策要求】
└─ ▶ 賃上げが続く社会基盤づくり
├─ 物価安定と生活コスト軽減
├─ 社会保障制度の持続性
├─ 子育て支援・介護支援
└─ 公共サービスの強化
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【重点⑥:運動方針】
└─ ▶ “賃上げが当たり前の社会” の実現
├─ 組合活動の活性化(説明会・学習会の強化)
├─ 社会的対話(政府・経団連)を通じた賃上げ促進
├─ 中小企業の価格転嫁実現に向けた働きかけ
└─ 地域春闘の強化(ローカルでの底上げ)


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